貯蓄型保険とNISAの比較
同じ月々の金額で、「貯蓄型保険」と「掛け捨て保険+残りをNISA」をくらべます。払い込みが終わったときの金額と、途中で亡くなったときやお金が必要になったときに受け取れるお金がわかります。
🔍 このシミュレーターでわかること
- ✅ 同じ月々の金額で、払い込みが終わったときにいくら差がつくか
- ✅ NISAの利回りが何%なら、貯蓄型保険と同じになるか
- ✅ 途中で亡くなったときや、お金が必要になったときに受け取れるお金
①貯蓄型保険
円建ては、返戻率が契約のときに決まっています(設計書で確かめられます)
②掛け捨て保険+NISA
掛け捨て:払い込むあいだ保険料が同じ定期保険(貯まるお金はなし)
NISA:掛け捨ての保険料を引いた残りを積み立てる
(オルカンなど、手数料の低い投資信託を買った前提)
保険料は、60歳までなど払い込むあいだ同じです
③くらべる期間と税金
▶ くわしい設定(所得税の税率:10%)▼ くわしい設定をとじる
受け取るときの税金に使います
目安:独身の会社員で年収500〜650万円なら10%、それより少ないなら5%
📊 結果
- ① 貯蓄型保険
- 月20,000円・死亡保障830万円・払い込み終了時の返戻率104%
- ② 掛け捨て+NISA
- 掛け捨て月2,600円・死亡保障1,000万円・NISAの利回り年5%
- ③ 期間
- 払い込む期間30年・所得税の税率10%
この条件では、30年後に「掛け捨て+NISA」の方が約645万円多くなります
NISAの利回りが年1.3%を下回ると、30年後は貯蓄型保険の方が多くなります。
払った保険料に対する貯蓄型保険の増え方は30年でならすと年0.3%で、NISAに回るのは掛け捨ての保険料を引いた残りなので、同じになるにはこれより高い利回りが必要です。
※ NISAの利回りは決まっていません。オルカン(全世界株式)の過去の平均は、年7%ほどです。
⚡ もし10年目に「万が一」があったら
亡くなったときに受け取るお金
※ 死亡保障の額がちがう(貯蓄型保険 830万円・掛け捨て 1,000万円)ので、受け取る額の差には、その分も入っています
お金が必要になったときに使えるお金
NISAが約4割下がると、解約返戻金と同じになります。
医療費には月ごとの上限(高額療養費)があり、遺された家族には遺族年金があります。くわしくは「公的保険でどこまで備わっているの?」へ
解約返戻金の税金は概算です(生命保険料控除は入れていません)。2026年10月時点の制度で計算しています。
2026年10月時点の制度で計算|ツール更新日 2026年10月28日
ためトン 同じ月々の金額でも、払い込みが終わったときの金額が変わるのが見えたかな?
うん。でも、同じ金額を払うのに、どうしてこんなに差がつくんだろう
ききニャン
ためトン それはね、保険にまとめると払ったお金の一部が保障や費用にあてられて、増え方も小さく決まっているからなんだよ。このあとで、くわしく説明するね
✅ この記事のポイント
- 同じ月々の金額なら、掛け捨て+NISAの方が多く残りやすい(ただしNISAは値下がりもある)
- 貯蓄型保険は、払い込みの途中でやめると、払った保険料より少なくなりやすい
- 貯蓄型保険の良さは、増え方が決まっていること(円建て)と、一生続く保障(終身保険)
貯蓄型保険と、掛け捨て+NISAは何が違うの?
どちらも、死亡保障と貯めるお金の両方を持つ方法です。
違いは、1つの保険にまとめるか、保険とNISAに分けるかです。
🐷 貯蓄型保険(まとめる)
(この中に、保障・費用・貯まる分が入っている)
終身保険など。中の割合は商品ごとに違います(このシミュレーターの変額保険は、保障と費用で約30%)
📈 掛け捨て保険+NISA(分ける)
2,600円
17,400円
死亡保障は保険料の安い掛け捨てで持ち、残りをNISAで投資信託に積み立てます。増え方は運用しだいで、値下がりすることもあります
途中でやめると、どうなるの?
貯蓄型保険を払い込みの途中でやめると、受け取れるお金(解約返戻金)は多くの場合、払った保険料より少なくなります。
NISAは必要な分だけいつでも売れますが、投資信託の値段は毎日上がったり下がったりするので、売る日によっては積み立てた金額より少なくなることもあります。
終わり
このシミュレーターの円建て(低解約返戻金型・30年・初期値)の場合で、実際の数字は設計書の解約返戻金の表で確かめてください。
変額保険は、NISAと何が違うの?
変額保険は、保険の中で投資信託を運用する保険です。同じ利回りなら、費用の分だけNISAより少なくなります。
そのかわり、運用がうまくいかなくても、死亡保険金は基本保険金額まで保証されます。
100
約30を引く
約70
- 積立金から、毎年 約1.4%の費用(運用などの費用)
- 10年より前にやめると、解約控除が引かれる(はじめの数年は、受け取れるお金が0円か、ごくわずかなことが多い)
合わせると、30年でならして年3.5%ほど利回りが下がります(保険の中の利回りが5%のとき)。費用は商品で違います。
保険会社は費用の内訳を公表していないので、約30・約1.4%は、公表されている例の数字に合うように決めた目安です。30年後の解約返戻金は、払った保険料100に対して、保険の中の利回りが3%なら約90、6%なら約146です(月2万円・税金を引いたあと)。
保険の中の利回りは、自分で入れます。加入者の実際の利回りの平均は公表されていないので、初期値は、設計書の例示でよく使われる0%・3%・6%の真ん中の3%です。
保険会社のグラフは、なぜ大きく増えて見えるの?
変額保険のパンフレットや設計書のグラフは、払った保険料よりずっと大きく増えて見えることがあります。
このシミュレーターとの違いは、おもに次の5つです。
- ①「運用実績6%」でも、払ったお金が毎年6%増えるわけではない
設計書の「運用実績6%」は、払った保険料から保障などの費用を引いた、残りのお金が増える率です。その残りからも、毎年費用が引かれます。
このシミュレーターで、月2万円を30年(合計720万円)払い、運用実績(「保険の中の利回り」)を6%とすると、30年後に受け取れるお金は約1,051万円です(税金を引いたあと)。同じ月2万円を、費用なしで毎年6%増える積み立てに30年回したときの約1,949万円の、半分ほどです。 - ② 払い込みが終わってから何十年も先まで描いている
大きく増えるのは、払い込みが終わったあとです(下の表)。このシミュレーターがくらべるのは、払い込みが終わるまでです。 - ③ 高めの利回りの例で描いている
例は0%・3%・6%などいくつかあり、大きく増えるのは高い利回りの例です。 - ④ 死亡保険金の大きさと並べている
1,000万円などの死亡保険金を大きく描き、払った保険料の線や目盛りがない図もあります。 - ⑤ NISAとくらべていない
①と同じ6%なら、掛け捨て+NISAのNISAの資産は約1,665万円です(変額保険は約1,051万円)。
| 年齢 | 運用実績 2% | 運用実績 6% |
|---|---|---|
| 65歳(払い込み終わり) | 65% | 89% |
| 70歳 | 62% | 109% |
| 80歳 | 54% | 169% |
| 90歳 | 39% | 269% |
NN生命「変額保険(終身型)」パンフレット(2026年5月)の例(50歳男性・15年払い込み・基本保険金額1億円)。払った保険料をこえるのは、6%の例でも払い込みが終わったあとです。2%の例では、払い込みが終わったあとも保障などの費用が引かれ続けるので、減っていきます。
「利回り」に似た言葉は、どれを見ればいいの?
保険の説明には、「◯%」のついた言葉がたくさん出てきます。名前が似ていても、何の数字かはそれぞれ違います。
「◯%」を見たら、この4つを確かめよう
- 払った保険料ぜんぶに対する率か、費用などを引いた残りだけの率か
- 1年あたりの率か、何年分かを合わせた率か
- 約束された数字か、見込みや例の数字か
- 円での数字か、ドルなど外貨での数字か
入れる 運用実績の例(変額保険)
設計書の「運用実績が0%・3%・6%のとき」の数字で、「保険の中の利回り」に入れます。「もしこの率で増えたら」という例で、約束ではありません。
入れる 返戻率・受取率(円建て)
払った保険料に対して、やめたときに受け取れるお金が何%かで、「払い込み終了時の返戻率」に入れます。何十年分を合わせた率なので、30年で104%なら、毎年の増え方は年0.3%ほどです。
入れても良い 騰落率・ユニットプライス
変額保険の会社が出している、これまでの実績です。費用の一部(信託報酬など)が引かれたあとの数字なので、入れると結果は少し低めに出ます。
入れないまちがえやすい言葉
- 予定利率
- 保険料を安くするために見込んでいる率。払った保険料ぜんぶが増える率ではない
- 積立利率
- 費用などを引いた残り(積み立て部分)が増える率。外貨建ては為替でも変わる
- 最低保証利率
- 積立利率の下限。増える約束ではない
- 「年◯%相当」「単利で年◯%」
- 返戻率を年数で割るなどした数字。毎年その率で増えるわけではない
- 配当金
- 決算しだいで分けられるお金。約束ではなく、0円の年もある
変額保険を選ぶと、費用と税金を引いたあとの増え方が、結果に「払った保険料に対して年◯%」で出ます(払った保険料を下回るときは「払った保険料より少なくなります」)。NISAの利回りと同じものさしでくらべられます。
ためトン 保険を選ぶ前に、国の制度でどこまで備わっているかを見ておこうね
国の制度? 保険に入らなくても、もう備わっているの?
ききニャン
ためトン そうなんだ。足りない分だけ民間の保険で埋めれば、保険料をおさえられるよ
保険を考える前に、公的保険でどこまで備わっているの?
🏥 医療費
1か月の医療費が100万円でも
約9.3万円まで
高額療養費制度で、自己負担に月ごとの上限があります(年収約370〜770万円の人)
💼 働けないあいだ
会社員・公務員なら
給料の約3分の2
傷病手当金として、通算1年6か月まで支給されます
👨👩👧 遺された家族
子のいる家庭なら
年約85万円+α
遺族基礎年金に、子1人あたり約24万円の加算。会社員・公務員なら遺族厚生年金も上乗せされます
※ 高額療養費の上限は、2026年8月から変わりました。くわしくは「医療費が100万円かかったら?」へ
民間の保険の役割は、公的保険で足りない分を埋めることです。
必要より大きな保障を持つと、その分の保険料が、貯めるお金に回らなくなります。
貯蓄型保険と掛け捨て+NISA、くらべるとどう違う?
項目ごとに、違うところを並べました。◎は、その項目で有利な方です。
あとから金額を変えるとき
🐷 貯蓄型保険
保険料を減らすと、死亡保障も減る。
減らした分は途中でやめたのと同じで、受け取れるお金は払った額より少ないことが多い。
入り直すと、年齢の分だけ保険料が上がる
📈 掛け捨て+NISA ◎
積み立てる金額は、いつでも変えられる(掛け捨ての保障はそのまま)
増え方
🐷 貯蓄型保険
円建ては、返戻率が契約で決まり、増え方は小さめ。
受け取る金額が決まっているので、物の値段が上がると、買える物が減る(インフレに弱い)
📈 掛け捨て+NISA ◎
運用しだいで、増えることも減ることもある。
過去のデータでは、長く続けるほど元本割れしにくい(金融庁の資料)。物の値段が上がる時期は、株なども上がりやすい(インフレに強いといわれる)
お金が必要になったとき
🐷 貯蓄型保険
低解約返戻金型は、払い込みの途中でやめると元本割れする(公表例では、5年目で払った保険料の6〜7割ほど)
📈 掛け捨て+NISA ◎
必要な分だけ売れる(値下がりしている時期に売ると、積み立てた額より減ることもある)
死亡保障の金額
🐷 貯蓄型保険
1,000万円の保障に、月2万円ほど(30歳男性の公表例)
📈 掛け捨て+NISA ◎
1,000万円の保障に、月1,000〜2,600円ほど(30歳男性の公表例)。残りはNISAで積み立てられる
払うあいだの税金(生命保険料控除)
🐷 貯蓄型保険 ◎
月2万円ぜんぶが保険料なので、税金が年4,800〜6,800円ほど軽くなる(税率5〜10%)
📈 掛け捨て+NISA
控除に使えるのは掛け捨ての月2,600円だけなので、税金は年3,400〜4,700円ほど軽くなる(税率5〜10%)
増えた分の税金
🐷 貯蓄型保険
利益が50万円をこえると、一時所得の税金がかかる
📈 掛け捨て+NISA ◎
NISAなら、増えた分に税金がかからない
相続税
🐷 貯蓄型保険 = 📈 掛け捨て+NISA(どちらも同じ)
死亡保険金は、500万円×法定相続人の数まで相続税がかからない
※ 掛け捨ては払い込むあいだだけ。NISAの資産はこの枠の外
💡 生命保険料控除で、税金はいくら軽くなる?
払った保険料に応じて、税金をかける前の所得を小さくできるしくみで、税金そのものから引くわけではありません。
1年に8万円をこえて払うと、所得税では所得から4万円、住民税では2.8万円を引けます。
税金は、引いた額に税率をかけた分だけ安くなります。
所得税の税率が10%の人:
4万円×10%=4,000円+住民税2.8万円×10%=2,800円
合わせて年6,800円ほど(税率5%の人は年4,800円ほど)
会社員は年末調整で手続きします。
決まった増え方と一生の保障を取るか、増える見込みといつでも使えることを取るか。
このシミュレーターで差を確かめてから、自分に合う方を選びましょう。
始める前に知っておきたいこと
-
掛け捨ての保険料は、更新で上がることがある
60歳までなど保険料がずっと同じ型と、10年ごとなどに更新して保険料が上がる型があります。このシミュレーターでは、②の「掛け捨てのタイプ」でどちらも試せます。
-
くらべているのは、払い込む期間のあいだだけ
払い込みが終わったあと、終身保険の死亡保障は一生続きます。掛け捨ての保険は、期間が終わると保障も終わり、相続税の非課税の枠も使えなくなります。この違いは計算に入っていません。
-
死亡保障の金額は、公的な年金を引いて考える
遺された家族が受け取る遺族年金の額は、遺族年金シミュレーターで確かめられます。
このシミュレーターの計算の前提
▶ 計算の前提を開く ▼ 計算の前提をとじる
- 計算するもの
-
同じ月々の金額を払ったときの、貯蓄型保険の解約返戻金と、掛け捨て保険+NISAのNISAの資産です。
途中の年に亡くなったときに受け取るお金と、お金が必要になったときに使えるお金もくらべます。 - 貯蓄型保険(円建て)
-
途中でやめたときの返戻率は、入れた「払い込み終了時の返戻率」にかける割合で決めます(期間の6分の1で60%・3分の1で65%・3分の2で67%・最後の年で70%として直線でつなぎ、はじめの5年は5%・35%・50%・56%・60%まで)。
低解約返戻金型の多くは途中の返戻金をふつうの型の70%にしているので、最後の年は70%にしています。
公表されている6社の例(30歳男性)とは、どの年も、返戻率のちがいは3%以内(例:65%と68%くらいのちがい)です。
60歳まで払い込む5社の返戻率は、5年目60.8〜68.0%・最後の年69.8〜81.1%・終了直後はいちばん低い例が100.0%・いちばん高い例が116.0%・中央値が103.8%でした(オリックス生命・住友生命・富国生命・三井住友海上あいおい生命、2024〜2026年。チューリッヒ生命は65歳まで払い込みで終了直後94.9%)。
払い込みが終わった年は「払った保険料×入れた返戻率」で計算し、実際の返戻率は商品・年齢・期間で違います。 - 変額保険
-
保険料の30%を保障や契約の費用、積立金の年1.4%を運用などの費用として引きます。
残りは、入れた「保険の中の運用の利回り」で運用します(初期値3%は、設計書の例示でよく使われる0%・3%・6%の真ん中。加入者の実際の利回りの平均・中央値は公表されていません)。
月の利回りは、年の利回りを12で割って出します(保険会社の設計書の例に近くなるため)。
10年より前にやめると、解約控除として積立金の100%(1年目)・60%・30%・20%・10%・8%・6%・4%・2%(9年目)を引きます。
運用3%のとき、払った保険料に対して1年目0%・3年目約50%・5年目約66%・10年目約76%で、公表されている契約例(はなさく生命・東京海上日動あんしん生命)に近い形です。
死亡保険金の上乗せは、利回り3%で運用した積立金との差(プラスのときだけ)です。
大手生命保険会社の公表例(35歳・月23,000円・30年払い込み)に運用0%・3%・6%のすべてで±10%以内になるように合わせた目安で、加入から10年ごろの解約返戻金は、公表されている契約例と同じか、少し低めに出ます。
費用の中央値・平均値を出した公的な調査はありません。
各社の開示では、保険関係の費用が年0.2〜3.2%ほど、運用の費用(信託報酬)が年0.04〜2%ほどで、このシミュレーターの費用はその幅の真ん中あたりです。 - 掛け捨て保険+NISA
-
月々の金額から掛け捨ての保険料を引いた残りを、毎月NISAで積み立てます。
利回りから信託報酬(年0.1%)を引き、月ごとの複利で計算しています。
月の利回りは、12か月続けるとちょうど入れた利回りどおりに増える値にしています(例:年5%なら月0.41%ほど)。
金融庁の「つみたてシミュレーター」と同じ計算で、境目の利回りと「払った保険料に対して年◯%」も同じです。
掛け捨ての保険料は、「ずっと同じ」なら期間のあいだ同じです。
「10年ごとに更新」なら、入れた保険料を最初の10年分とし、11年目からはライフネット生命の年齢ごとの保険料(男性・1,000万円・10年:20歳920円・30歳1,068円・40歳1,925円・50歳4,217円・60歳9,740円、2026年6月)と同じ割合で上げます(あいだの年齢は直線でつなぎます)。
上がった分だけ、NISAの積み立てが減ります。 - 初期値と数字の目安
-
初期値は、月2万円・死亡保障830万円(変額保険は870万円)・払い込みが終わったときの返戻率104%と、掛け捨て月2,600円・1,000万円です。
各欄の「?」の目安は、2025〜2026年の30歳男性の例です。
終身保険(低解約返戻金型・60歳まで払い込み)は、5社の例で1,000万円あたり月19,360〜25,830円・払い込みが終わったときの返戻率100.0〜116.0%でした。
初期値の104%は、その中央値(103.8%)です。
死亡保障の830万円は、中央値の例(1,000万円あたり月24,130円)を月2万円に直した金額です。
掛け捨て(60歳まで同じ保険料・3大疾病の払込免除特約つき)は月2,600円・1,000万円で、初期値もこの例です。
10年ごとに更新する型は、4社の例で1,000万円あたり月974〜1,690円(オリックス生命 Bridge 974円・SBI生命 クリック定期!Neo 990円・ライフネット生命 1,068円・オリックス生命 FineSave 1,690円、2023〜2026年)で、更新のたびに上がります。
変額保険の870万円は、35歳男性・基本保険金額1,000万円・月23,000円(大手生命保険会社の2025年の例)を月2万円に直した金額です。
保険料に対する死亡保障の平均や中央値は公表されていないため、公表されている契約例から決めています。
死亡保険の加入金額の平均は、男性1,261万円・女性610万円です(生命保険文化センター「2025年度 生活保障に関する調査」。中央値は公表されていません)。 - 同じになる利回り
-
円建てのとき、払い込みが終わったときのNISAの資産と解約返戻金が同じになるNISAの利回りを、計算で探して出しています。
- 解約返戻金が0円の年数
-
入れた年数のあいだにやめると、解約返戻金を0円として計算します(円建て・変額保険のどちらにも使えます)。
払い込みが終わった年には当てはめません。
初期値は0年(使わない)です。 - 税金
-
解約返戻金の利益(返戻金−払った保険料)が50万円をこえると、一時所得の税金を引いています(国税庁 No.1755)。
課税される金額は(受け取った金額−払った保険料−50万円)×1/2です。
これに、選んだ所得税の税率(復興特別所得税2.1%を足す)と住民税10%をかけます。
保険料を払った人が受け取り、ほかの一時所得はないとしています(違う人が受け取ると贈与税)。
NISAの利益には税金がかかりません。 - 入れていない税金
-
保険料を払うあいだの生命保険料控除は入れていません。
年24万円(貯蓄型)と年約3.1万円(掛け捨て)の保険料なら、控除で軽くなる税金の差は年1,400〜2,100円ほどです(所得税の税率5〜10%のとき)。
ほかの生命保険に入っていると、差はさらに小さくなります。
亡くなったときの相続税も入れていません。
死亡保険金には非課税の枠(500万円×法定相続人の数)があり、NISAの資産にはありません。
多くの家庭は、相続税の基礎控除の中です。 - 公的保険の数字
-
高額療養費は厚生労働省「高額療養費制度の見直しについて」、遺族基礎年金は日本年金機構(令和8年度の金額)です。
2026年10月時点の制度で書いています。 - 入れていないもの
-
生命保険料控除・相続税・外貨建て保険・払い込みが終わったあとの保障。
NISAの利回りは決まっておらず、積み立てた金額より少なくなることもあります。
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よくある質問
Q. 貯蓄型保険を途中でやめると、どうなりますか?
A. 払い込む期間の途中でやめると、受け取れるお金(解約返戻金)は多くの場合、払った保険料より少なくなります。とくに「低解約返戻金型」は、保険料を安くするかわりに、途中の返戻金がふつうの型の7割ほどに抑えられています。このシミュレーターの円建てでは、公表されている6社の例をもとに、払い込みが終わったときの返戻率の6〜7割ほど(はじめの数年はもっと少ない)として計算しています(変額保険は費用を引いた積立金から解約控除を引く別の計算です)。契約の前に、設計書の解約返戻金の表で確かめてください。
Q. もっと早く、返戻率が100%をこえる保険もあるのでは?
A. 商品によって違います。返戻率がいつ100%をこえるかは、予定利率や保険の型で変わります。今多い円建て・月払いの終身保険(とくに低解約返戻金型)は、払い込みが終わるまでは払った保険料より少ないのが一般的です。設計書の数字がこのシミュレーターの前提と違うときは、「払い込み終了時の返戻率」を設計書に合わせて入れてください。
Q. 病気になったとき、NISAのお金はすぐ使えますか?
A. 使えます。NISAの投資信託などは、必要な分だけいつでも売れて、ふつうは数営業日で現金になります。医療費そのものには高額療養費制度があり、自己負担には月ごとの上限があります(年収約370〜770万円なら、医療費が100万円かかっても自己負担は約9.3万円まで)。会社員なら、働けないあいだの収入も傷病手当金(給料の約3分の2・通算1年6か月まで)で支えられます。
Q. 死亡保障は、いくら必要ですか?
A. 人によって違うので、まず遺された家族が受け取る公的な年金を、このサイトの遺族年金シミュレーターで確かめてみてください。考え方は「遺された家族の生活費から、遺族年金などの公的な保障と貯蓄を引いた、足りない分」です。子のいる家庭には遺族基礎年金(年約85万円+子の加算)があり、会社員・公務員なら遺族厚生年金も上乗せされます。住宅ローンの団体信用生命保険(団信)があると、足りない分は小さくなります。
Q. 変額保険とNISAは、どちらが増えますか?
A. 同じ利回りなら、NISAの方が多く残ります。変額保険は保険の中で投資信託を運用する商品で、しくみは「掛け捨て保険+NISA」に近いものです。ただし保険料の一部が保障や契約の費用にあてられ、積立金にも費用がかかります。かわりに変額保険には、運用がうまくいかなくても、死亡保険金は基本保険金額まで保証されるという良いところがあります。このシミュレーターの「保険のタイプ」で変額保険を選ぶと、保険の中の利回りを自分で入れて、費用を引いたあとでくらべられます。
免責事項
本ツールの計算結果は、入力された条件に基づく概算のシミュレーションであり、将来の運用成果や税額を保証するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。実際の投資・税務の判断は、金融機関や税理士等の専門家にご相談のうえ、ご自身の責任で行ってください。当サイトは特定の金融商品の推奨や投資助言を行うものではありません。また、当サイトにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。詳しくは免責事項をご覧ください。