FIRE必要資産シミュレーター
何歳でFIRE(早期リタイア)したいかと、今の現金・投資、リタイアしたあとの生活費を入れるだけで、必要な資産額と、そこに届くための毎月の積立額がわかります。
🔍 このシミュレーターでわかること
- ✅ FIREしたい年齢に必要な資産額と、毎月の積立額
- ✅ 今の積立額だと、何歳で届くか
- ✅ FIREしたあと、資産が何歳までもつか
▶くわしい条件を変える(変えなくても計算できます)物価 年2%・95歳で使い切る
前提:今35歳・55歳でFIRE・生活費 月250,000円(今の暮らし)・利回り 年7%・物価 年2%・95歳で使い切る・年金なし・利回りは毎年同じ
4%の取り崩しで、FIREした年の生活費をまかなえます。
利回りどおりにいけば、この額でもFIREできる目安です。
資産額は55歳の時点の金額(物価が毎年2%上がったあと)で、積立額は年7%で運用できた場合です。貯金だけで約8,199万円をためるなら、毎月320,785円が必要です。
▶2つの額のちがい(くわしく)
4%ルールの目安(約1.11億円)
- 55歳の1年分の生活費(物価が上がったあと)の25倍です。
- 一般に「フルFIRE」(働かず、資産の取り崩しだけで暮らすFIRE)の目安とされるのは、こちらの額です。
- 毎年、残高の4%ずつ取り崩します。1年目は、ちょうどその年の生活費になります。
- 利回りが年6.25%以上なら、毎年の生活費をまかなえて、資産も減りません(物価が年2%のとき)。
95歳で使い切る額(約8,199万円)
- 毎年、生活費の分だけ取り崩します。
- 利回りが毎年7%続いたとき、95歳でちょうど0になる額です。
- 年をとっても今と同じ暮らしを続ける(生活費が減らない)、厳しめの計算です。
どちらも、利回りが毎年同じとした計算です。暴落のように年ごとに上がったり下がったりすることは入っていません。
95歳で使い切る額に届くまで(利回り3通り)
- うまくいったとき(10%):51歳で届きます(予定より約3年9か月早い)
- ふつう(7%):55歳で届きます
- うまくいかなかったとき(4%):62歳で届きます(予定より約7年おそい)
- 灰色の線:自分で出したお金(今の現金と投資+毎月の積立)
- 青い点線:その年齢でFIREして、95歳で使い切る額(55歳なら約8,199万円)
同じ利回りが続いた場合の目安です。
FIREしたあとの資産(年7%で運用した場合)
前提:55歳でFIRE・今と同じ暮らしを続ける(物価は年2%上がる)・年金なし・利回りは毎年同じ
- 青:4%ルールの目安(約1.11億円)でFIREし、毎年、残高の4%ずつ取り崩す
- 緑:95歳で使い切る額(約8,199万円)でFIREし、毎年、生活費の分だけ取り崩す
緑:今と同じ暮らしを続けても、95歳までもちます。
青:資産は尽きず、95歳でも約3.26億円残ります。取り崩す額は、毎年の生活費より多くなります。
利回りが年4%に下がると
緑:77歳で資産が尽きます。
青:資産は尽きませんが、56歳から、取り崩す額が生活費より少なくなります。
実際には、年をとると生活費が減ることが多いです。総務省の家計調査(2023年)では、世帯主が70歳以上の世帯の支出は、60代の世帯より約2割少なくなっています(人数が減る分も含む平均です)。この計算は生活費が減らない厳しめの前提なので、95歳で使い切る額でも、資産はほぼ尽きないと考えることもできます。
暴落の年に売らずにすむよう、生活費の1〜2年分は現金で持っておくと安心です。
毎年のはじめに取り崩し、残りが1年運用で増える計算です。税金・手数料は入れていません。必ずこのとおりになるわけではありません。
ツール更新日 2026年10月28日
ためトン FIREに必要な資産額と、毎月の積立額がわかったかな?
うん。でも、グラフの青い点線、FIREする年齢で必要な資産額がちがうのはどうして?
ききニャン
ためトン それはね、2つのことで変わるからだよ。物価が上がることと、FIREしてから暮らす年数だね。
このあとで、くわしく説明するね
なぜ、FIREする年齢で必要な資産額がちがうの?
物価が上がると、同じ暮らしに必要なお金も増えます。物価が年2%ずつ上がると、今の月25万円の暮らしに、20年後は月約37万円が必要です。遅くFIREするほど、1年分の生活費は多くなります。
いっぽうで、遅くFIREするほど、資産が尽きてもよい年齢(初めは95歳)まで暮らす年数は短くなります。早くFIREするほど、長い年数分のお金が必要です。
この2つが合わさるので、遅くFIREするほど必要な額は増えますが、暮らす年数が短くなるぶん、増え方はゆるやかになります。
年金を入れた額は、ページ下の「おまけ」で計算できます。
FIREしたあと、お金は足りなくならないの?
必ず足りるとは限りません。「◯歳で使い切る額」は、利回りが毎年同じに続く計算で、暴落のように年ごとに上がったり下がったりすることは入っていないからです。
ただ、この額は、年をとっても今と同じ暮らしを続ける(生活費が減らない)、厳しめの計算です。実際には年をとると生活費が減ることが多く、そのぶん資産は長くもちやすくなります。
とくにFIREの直後に相場が大きく下がると、安いときに売って生活費にあてることになり、資産が戻りにくくなります。生活費の1〜2年分を現金で持っておくと、下がっている間は現金で暮らせます。
株・債券・現金をどれだけずつ持つか(ポジション)も大切です。株が多いほど増えやすいかわりに、下がるときも大きく下がります。
シミュレーターの「FIREしたあとの資産」のグラフで、4%ルールの目安と「◯歳で使い切る額」、それぞれでFIREしたときの資産の動きを見られます。利回りが下がったときのことも、グラフの下に出ます。
始める前に知っておきたいこと
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資産が尽きてもよい年齢は、長めにしておく
長く暮らすほど、必要な資産額は大きくなります。思ったより長生きすることもあるので、「くわしい条件」で、100歳や105歳など、100歳より上でも試してみましょう(110歳まで入れられます)。
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会社をやめたあとの保険料も、生活費に入れる
会社をやめると、健康保険と年金の保険料を自分で払うことになります。会社員のときは給料から引かれていたので、家計簿の支出に入っていないことがあります。
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早くFIREするほど、年金は少なくなる
会社をやめると会社の年金(厚生年金)に入らなくなり、そのぶんの年金は増えません。年金を入れて資産が何歳までもつかは老後の収支シミュレーターで確かめられます。
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増えたお金には税金がかかる(NISAならかからない)
ふつうの口座では、増えたお金に約20.315%の税金がかかります。NISAの口座なら、税金はかかりません。
このシミュレーターの計算の前提
- ◯歳で使い切る額
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FIREした年から「資産が尽きてもよい年齢」まで、毎年のはじめに1年分の生活費を取り崩し、残りが入れた利回りで増えて、最後にちょうど0になる額です。
年をとっても今と同じ暮らしを続ける計算で、物価が上がるぶんだけ生活費も増えます。
年をとって生活費が減る分は入れていません(厳しめ)。
年金も引いていません。 - 4%ルールの目安
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FIREした年の1年分の生活費×25です(毎年、そのときの資産の4%ずつ取り崩す考え方)。
- FIREしたあとの資産
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緑の線は「◯歳で使い切る額」でFIREし、毎年、生活費の分だけ取り崩します。
青の線は「4%ルールの目安」でFIREし、毎年、そのときの残高の4%ずつ取り崩します。
どちらも、年のはじめに取り崩し、残りが1年運用で増える計算です。 - 年をとってからの生活費
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計算では、年をとっても今と同じ暮らしを続ける(物価が上がるぶんだけ生活費も増え、減ることはない)としています。
総務省の家計調査(2023年・総世帯)では、世帯主が70歳以上の世帯の消費支出(月207,510円)は、60〜69歳の世帯(月266,583円)より約22%少なくなっています(人数が減る分も含む平均)。
計算には入れていませんが、実際には資産はもっと長くもちやすいと考えられます。 - 毎月の積立額の式
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毎月の積立額=(必要な資産額−現金
−投資×(1+月利)の月数乗)
×月利÷{(1+月利)の月数乗−1}月利(1か月の増え方)は、12か月続けるとちょうど年率どおりに増える値にしています。
たとえば年5%なら月0.41%ほどです(5%を12で割った0.42%だと、1年で約5.12%と少し多く増えてしまうため)。
金融庁の「つみたてシミュレーター」と同じ計算です。
現金は増えず、積立はすべて投資に入れる計算です。
1円未満は切り上げています。 - 年金
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入れていません(厳しめ)。
実際は年金が入るので、必要な資産額はもっと少なくてすむことがあります。
ページ下のおまけでは、年金は物価で増えないとしています。
受け取り始める年齢を早めると1か月0.4%減り、遅らせると0.7%増えます(日本年金機構)。 - 初めの利回り(7%)
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オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))が目指す指数「MSCI ACWI」の、2000年12月29日から2026年9月末までの年平均 7.41%(ドル建て・MSCIの資料)をもとにしています。
過去の成績で、これから先も同じになるとは限りません。 - 利回りの3通り
-
入れた利回りの3%上と3%下(0%より下にはしません)。
この3%は、結果を幅でとらえるための目安です。 - 入れていないもの
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税金・手数料・退職金・相場の上下(利回りは毎年同じ)。
おまけ:年金を入れると、必要な資産額はいくら?
上のシミュレーターは、年金を入れずに厳しめに計算しています。ここでは、年金を入れると必要な資産額がどれくらい少なくなるか、目安を見られます。年金の制度や金額はこれから変わることがあるので、この額になるとは言い切れません。
65歳から年金が入るぶん、資産から取り崩す額が少なくてすむので、必要な資産額も少なくなります。
物価の上がり方は年2%、利回りは年7%、95歳でちょうど資産が0になる額で計算しています(上のシミュレーターの初めの値と同じ)。年金は増えない計算です。
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よくある質問
Q. 4%ルールとは何ですか?
A. 毎年、そのときの資産の4%ずつを生活費として取り崩す考え方です。必要な資産額は1年分の生活費の25倍になります(年300万円なら7,500万円)。利回りが年6.25%以上なら(物価が年2%のとき)、毎年の生活費をまかなえて、資産も減りません。資産をほぼ減らさずに暮らせるぶん、必要な額は大きくなります。一般に「フルFIRE」(働かず、資産の取り崩しだけで暮らすFIRE)の目安とされるのは、この額です。このシミュレーターでは、この額を「4%ルールの目安」として出しています。
Q. 4%ルールの額がないと、FIREはできませんか?
A. そうとは限りません。資産が90〜110歳ごろに尽きてもよいと考えれば、必要な額はもっと少なくなります。このシミュレーターの「◯歳で使い切る額」がその目安です。さらに、総務省の家計調査では70歳以上の世帯の支出は60代より約2割少なく、生活費が減れば資産はもっと長くもちます。ただし、利回りが低い年が続くと早く尽きることもあります。
Q. 物価の上がり方は何%で計算すればいいですか?
A. 決まった正解はありません。日本銀行は物価が年2%ずつ上がることを目標にしています。0%にすると、物価が変わらない場合の計算になります。
Q. サイドFIREとは何ですか?
A. 副業などの収入で生活費の一部をまかない、足りない分を資産の取り崩しでまかなう形です。生活費の欄に「生活費から、働いて得る収入を引いた額」を入れると計算できます。
Q. 年金はどう計算に入っていますか?
A. メインのシミュレーターには、年金を入れていません。FIREした年から、資産の取り崩しだけで生活費をまかなう前提で、必要な資産額を出しているためです。実際は年金が入るので、必要な資産額はもっと少なくてすむことがあります。
Q. 現金と投資を分けて入れるのはなぜですか?
A. 現金は増えず、投資は運用で増えるので、FIREの年までの増え方が違うからです。今の現金は、FIREの年までそのまま持っておく前提で計算しています。
免責事項
本ツールの計算結果は、入力された条件に基づく概算のシミュレーションであり、将来の運用成果や税額を保証するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。実際の投資・税務の判断は、金融機関や税理士等の専門家にご相談のうえ、ご自身の責任で行ってください。当サイトは特定の金融商品の推奨や投資助言を行うものではありません。また、当サイトにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。詳しくは免責事項をご覧ください。