iDeCo節税額計算ツール
iDeCo(個人型確定拠出年金)の節税って、結局いくら?——年収と毎月の掛金を入れるだけで、税金が年間いくら安くなるかがわかります。何年続けた場合の合計額まで、グラフで確認できます。
🔍 このツールでわかること
- ✅ iDeCoに入ると、税金が年間いくら安くなるか
- ✅ 安くなるのは所得税と住民税でそれぞれいくらか
- ✅ 続けた場合、合計でどれくらい節税できるか
iDeCoは金融機関ごとに口座管理手数料と商品ラインナップが異なります。長期間続ける制度なので、運営管理手数料が無料の金融機関を選ぶのが基本です。
計算式と前提条件の解説
iDeCoの節税の仕組み
iDeCo(個人型確定拠出年金)の最大の特徴は、毎月の掛金の全額が「小規模企業共済等掛金控除」として所得控除の対象になることです。所得控除とは、税金を計算する元になる「課税所得」を減らせる仕組みで、課税所得が減った分だけ所得税と住民税が安くなります。節税額の目安は次の式で計算できます。
年間の節税額 ≒ 年間の掛金 ×(所得税率 + 住民税率10%)
所得税率は課税所得に応じて5%から45%まで段階的に上がる累進税率のため、同じ掛金でも収入が高い人ほど節税額は大きくなります。本ツールでは速算表を使って所得税の減少額を正確に計算し、復興特別所得税(所得税額の2.1%)も上乗せしています。
年収から課税所得を概算する方法
節税額の計算に必要なのは年収そのものではなく「課税所得」です。本ツールの「年収から概算する」モードでは、次の式で課税所得を見積もっています。
課税所得 ≒ 年収 − 給与所得控除 − 社会保険料(年収の約15%)− 基礎控除58万円
給与所得控除は令和7年分以降の速算表を使用しています。実際の課税所得は、配偶者控除・扶養控除・生命保険料控除・住宅ローン控除の有無などで変わるため、源泉徴収票や確定申告書で正確な課税所得が分かる場合は「課税所得を直接入力する」モードをお使いください。
掛金の上限は働き方で変わる
iDeCoの掛金には職業区分ごとに上限があります。自営業・フリーランス(第1号被保険者)は月6万8,000円、企業年金のない会社員は月2万3,000円、企業年金のある会社員と公務員は月2万円、専業主婦・主夫(第3号被保険者)は月2万3,000円です(2024年12月改正後の区分)。掛金は月5,000円から1,000円単位で設定でき、年に1回変更できます。制度改正で上限が引き上げられる議論も続いているため、最新の情報はiDeCo公式サイト等でご確認ください。
手数料と受取時の税金もあわせて確認を
iDeCoの実際の損得は、掛金の節税額だけでなく「手数料」と「受取時の税金」まで含めて決まります。手数料は加入時2,829円と毎月171円〜(2027年1月の改定後は186円〜)が必ずかかるため、掛金が少額の方は節税額が手数料を上回っているかの確認が大切です。また、受け取り方(一時金か年金か)によって使える控除(退職所得控除・公的年金等控除)が変わり、会社の退職金と受け取り時期が近い場合は2026年からの「10年ルール」にも注意が必要です。
📖 iDeCoの手数料と受取時の税金・控除をやさしく解説 手数料の一覧表、退職所得控除の計算例、10年ルール、年金形式の注意点まで詳しくまとめました →計算の前提条件と注意点
- 本ツールは拠出時の節税額のみを計算しています。iDeCoには運用益非課税・受取時の控除というメリットもありますが、受取時には課税される場合もあるため、生涯トータルの損益は個別の状況によります(詳しくは手数料と受取時の税金の解説ページへ)。
- 住民税は全国ほぼ一律の10%で計算しています。
- 社会保険料は年収の15%の概算です。
- iDeCoは原則60歳まで引き出せません。加入手数料や毎月の口座管理手数料もかかるため、掛金が少額の場合は手数料の割合が相対的に大きくなる点にも注意してください。
- 税制は改正されることがあります。本ページの前提は2025〜2026年時点の制度に基づいています。
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よくある質問
Q. iDeCoの節税額はどうやって決まりますか?
A. iDeCoの掛金は全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象になるため、「掛金 × あなたの税率(所得税率+住民税率10%)」が毎年の節税額の目安になります。所得税率は課税所得に応じて5〜45%の累進税率なので、収入が高い人ほど節税効果が大きくなります。
Q. 専業主婦(主夫)でもiDeCoの節税メリットはありますか?
A. 掛金の所得控除は、所得税・住民税を納めている人がその税金を減らせる仕組みです。収入がなく課税所得が0円の場合、掛金の所得控除による節税効果はありません。ただし運用益が非課税になるメリットと受取時の控除は利用できます。
Q. NISAとiDeCoはどちらを優先すべきですか?
A. 一概には言えません。iDeCoは掛金の所得控除という強力なメリットがある一方、原則60歳まで引き出せません。NISAは節税の対象が運用益のみですが、いつでも引き出せます。所得税・住民税を納めていて老後資金と割り切れるお金はiDeCo、流動性を確保したいお金はNISA、という考え方が出発点になります。
Q. 受け取るときにも税金がかかりますか?
A. iDeCoの受取時は課税の対象ですが、一時金なら退職所得控除、年金形式なら公的年金等控除という大きな控除が使えます。退職金の額や受け取り方によって税額が変わるため、受取時の課税まで含めた正確な損益は個別の状況によります。本ツールは拠出時の節税額のみを計算しています。
免責事項
本ツールの計算結果は、入力された条件に基づく概算のシミュレーションであり、将来の運用成果や税額を保証するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。実際の投資・税務の判断は、金融機関や税理士等の専門家にご相談のうえ、ご自身の責任で行ってください。当サイトは特定の金融商品の推奨や投資助言を行うものではありません。また、当サイトにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。詳しくは免責事項をご覧ください。